ユダヤ教
ユダヤ人は何を信じ、いかに生きているのか? 豊かな伝統を誇るユダヤ教の信仰的特質を、ユダヤ人の生涯と生活様式から解説したユニークな入門書。数々の民族的苦難を体験しながらも、神の救済の歴史を語り継ぐ、ユダヤ人の〈いま〉に迫る。 目次 日本語版への序文凡例 はじめに 一 ユダヤ教の多様性二 本書のねらい 第一章 神の民への仲間入り 一 出自によるか、改宗によるか二 割礼三 契約と一神教四...
View Articleアッシジのフランチェスコと自然
伝統的かつ革新的な真のフランチェスコ像を探求 “自然を愛した聖人”として今も広く崇敬される聖フランチェスコ。彼の自然環境への態度とはどのようなものだったのか?有名な「鳥への説教」の挿話や『兄弟なる太陽の讃歌』の詩は何を意味するのか?綿密な資料研究と中世自然観の再検討を通してフランチェスコの思想を正しく分析し、現代の生態学的な問題探究への基礎を提供する包括的な論究。 【目次】序 論...
View Article古代キリスト教と哲学
名も知れぬユダヤ教の一分派にすぎなかったキリスト教はなぜ地中海世界で勢力を伸ばすことができたのか?その背景には、古代世界の高等教育の要であった「哲学」の存在が助け手としてあった。本書では、古代末期までのギリシア哲学がキリスト教思想・教理に及ぼした変革的な影響を、教父学の第一人者が平易な言葉で体系的に解説する。 [目次より] 第1章 その起源からソクラテスまで/ 第2章 ソクラテスと「イデア」/...
View Articleヤコブの手紙
信仰を実践する生き方を情熱的に語る! ● パレスチナ以外の地にあるキリスト者に宛てたヤコブの手紙。人間の行為の重要性を説き、様々な勧告によって構成されるこの手紙は何を伝えようとしたのか? 最新の学問的成果を踏まえた手堅い翻訳と明快な解説によってその特徴を明らかにする。● オランダの改革派の伝統に立つ、教職だけでなく信徒にも使いやすい、穏健・堅実な聖書注解。既刊19冊も好評発売中!...
View Article日本人の宗教性とキリスト教
私たちは誰に、何を、どのように伝えればよいのか? 四国・北陸・東京で40年以上にわたり堅実な伝道・牧会をしてきた著者が贈る渾身の「日本伝道論」全3巻。伝道途上国・日本における新しい宣教学の構築を目指した革新的な論考。牧師と信徒が共に学び、語り、祈り合うための最良の手引き。第1巻では、福音伝道をめぐる現代日本の宗教的状況を考察する。 【推薦のことば】...
View Article地球共生社会の神学
――真の平和への道しるべ―― テロと核戦争、地球温暖化と自然破壊、貧困と飢餓、経済的格差社会から生まれる弊害……。人類共通の緊急課題が山積するいま、真の共生社会を実現するためにキリスト教がはたすべき役割とは何か?...
View Article和解の福音
私たちは誰に、何を、どのように伝えればよいのか? 四国・北陸・東京で40年以上にわたり堅実な伝道・牧会をしてきた著者が贈る渾身の「日本伝道論」全3巻。伝道途上国・日本における新しい宣教学の構築を目指した革新的な論考。牧師と信徒が共に学び、語り、祈り合うための最良の手引き。第2巻では、「喜ばしい知らせ」である十字架と復活の福音の内実を学ぶ。 【目次】 はじめに 第1章...
View ArticleC. S. ルイスの生涯
多彩なルイス思想の全貌 不朽の名作『ナルニア国物語』の作者、C. S. ルイス。彼の壮大な物語世界の内奥には、どのような思想が潜んでいるのか? 神の再発見、トールキンとの友情、妻を得た喜びと死との対峙……。現代を代表する神学者が克明に描きだす、深い思索と信仰に貫かれた生涯。 目 次 【第1部 序 幕】 第1章 ダウン郡のなだらかな山並み 第2章 醜い国イギリス──就学時代 第3章...
View Articleウェストミンスター小教理問答
〈底本への忠実さ〉と〈日本語としての読みやすさ〉を両立させた画期的な翻訳 厳密な教理と深い敬虔が一体化したピューリタンの霊性の結実として、時代・地域を超えて愛されてきた「ウェストミンスター小教理問答」。その最新の翻訳を携帯しやすい新書判で贈る。...
View Articleはじめてのニーバー兄弟
イラストでよむ 神学入門シリーズ 第一次大戦から冷戦までの混迷の時代、世界中に蔓延する悪に対峙しながらキリスト者の正義を求めて苦闘したラインホルド・ニーバーとH. リチャード・ニーバー。彼らの思想は現代に至るまで影響を与え続けている。アメリカを代表する神学者である、ニーバー兄弟の生涯と思想を学ぶための入門書として最適。 《著者紹介》 S. R. ペイス(Scott R. Paeth)...
View Article七十人訳聖書入門
日本語による初の入門書! 新約聖書における旧約引用の主たる出典となった「七十人訳聖書」。なぜキリスト教はその最初期からこのギリシア語訳旧約聖書を重要視してきたのか? その成立過程を史料に基づいて説明し、ヘブル語聖書や他のギリシア語訳旧約聖書などとの比較を通してテキストの特徴を明らかにする。 [目次より] 第1章 ユダヤ教とキリスト教におけるディアスポラと七十人訳聖書 第2章...
View Article伝道する教会の形成
だれが伝道を担うのか? 教会の100年後を見据えた神学的・実践的な「日本伝道論」全3巻。牧師と信徒が「伝道」についてともに考えるための最良の手引き。最終巻では、牧師と信徒の役割とともに、教会の一致や教団形成のあり方を考える。...
View Article書物の民
聖書やタルムードはどう読まれてきたのか? ユダヤ教の教典である聖書、ミシュナ、タルムードは、テクストを中心とする共同体の形成にいかなる役割を果たしたのか。中世・近現代のユダヤ思想家による論究を参照しつつ、テクストの正典化と権威に関する諸問題を論じ、「書物の宗教」の伝統と実践における聖典の意味を明らかにする。 【目次】刊行によせて(市川 裕)序 論 正典テクストとテクスト中心共同体第1章...
View Articleルターのりんごの木
「たとえ明日世界が滅びることを知ったとしても、 私は今日りんごの木を植える」 宗教改革者ルターの言葉と言われながらも出典が不明であったこの言葉は、いったいいつ、どこで生まれたのか?本当にルターの言葉なのか? それとも「似て非なるルター」がいたのか?ひとつの格言をめぐる膨大な歴史史料・時代証言・アンケートから、戦後のドイツ人の心性史を解き明かす! 【目次】 まえがき 第1章...
View Article戦時下のキリスト教
1939年の宗教団体法公布に始まる国家の宗教統制は、日本のキリスト教全体を大きく揺さぶった。合同教会である日本基督教団が成立する一方、諸教派の分裂や教会・個人への弾圧も生じた。こうした混迷を極める戦時体制下の諸動向をめぐり、日本基督教団・カトリック・正教会・聖公会・ホーリネスが初めて一堂に会して論じる。 巻頭言(大西晴樹) 序 章 宗教団体法のもとにあった戦時下のキリスト教(原 誠) 第一章...
View Articleいま、震災・原発・憲法を考える
3・11、終戦70 年を経て、日本の教会とキリスト者は現代の難問と苦難をどのように考えていけばよいのか? 山積する社会問題を見 つめ直し、神学者の立場から希望をもって語りかけた講演録。...
View Articleスザンナ・ウェスレーものがたり
「揺りかごを動かす手は世界を動かす」 18世紀英国で、メソジスト教会の基礎を築いたジョン・ウェスレーと、兄を助け、賛美歌作家として名を馳せたチャールズ・ウェスレー。その母スザンナとは、どのような女性だったのか。 近年まとめられたスザンナ自身の全文書をひもとくことで、絶えず祈り、謙遜と静謐を実践した生涯を鮮やかに描き出した最新の評伝。 【目次】 第1章 激動の英国史第2章...
View Articleメディアにむしばまれる子どもたち
笑顔のない・大人になれない子どもたちが増えているのはなぜ?! メディア漬けと早期教育、塾やお稽古・スポーツ活動で、子どもたちは心も体もへとへとになっています! 子どもたちが生きる土台をしっかり作るために大人たちは何をするべきか、臨床歴40年の小児科医が提言します!! ◆◆◆ 目次 ◆◆◆ この本の誕生のいきさつ (斎藤惇夫) はじめに Ⅰ 笑顔が希薄になった子どもたち 第1章...
View Articleはじめての宗教改革
イラストでよむ神学入門シリーズヨーロッパの近代化の出発点となった「宗教改革」。教会内にとどまらず、各地の政治・経済・社会に広く影響を与えた運動の全体像を描き出し、現代的意義を問う。 《目次より》第1章 宗教改革に先立つ時代第2章 マルティン・ルターとローマからの訣別第3章 言葉と礼典の改革第4章 分裂の始まり第5章 聖餐論争とツヴィングリ主義の拡散第6章 カトリック改革、または対抗宗教改革第7章...
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